餌付けは、なぜいけないの?

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海には危険がいっぱいあります

正しく知ることが安全への第一歩

安全というのは危険なことを正しく知って初めて得られるものだと思います。
危険を認識していなかったから(多分防げたであろう)ケガや事故を体験することになるのだと思います。
知ると怖いから知らぬまま危険なシュノーケリングをするのではなく、実在する危険を正しく知って、 より安全に海を楽しみましょう!

なお、海の中の「危険生物たち」ですが、彼らは彼らなりの世界で平穏な生活をしているに過ぎないのです。
彼らから見れば、無知で無礼な大きな生物(人間のことです)が勝手に自分たちの世界に入ってきたのです。
そのことを忘れずに、水中では常にゆっくり動き、周りをよく見て、彼らの生活に影響を与えないように 謙虚な気持ちが必要ではないでしょうか?結果として、それが自分自身を守ることにつながるのだと思います。

■参考サイト→有害生物に刺された時の応急処置の仕方(宮古島市のHPへ)

 ↓全ての写真はクリックで拡大表示されます

オニヒトデ1 オニヒトデ2
【01 オニヒトデ】 数は少ないですが時々見かけます。

サンゴの天敵で大きさは直径20~50cmほど。
写真で分かるように体中に棘があり、人間に対しても猛毒である。
間違って触って刺されたり、駆除しようとして刺されることがほとんどなので、
水中では手をつく所に十分注意し、もし見つけても決して手を出さないこと。

刺されると赤く腫れ上がり痛みや麻痺を伴う。 肝炎を引き起こしたり、急性アレルギー反応「アナフィラキシー・ショック」 (一度刺されると体内に抗体ができ、再度刺された際に強いショック症状を引き起こす)を引き起こし死亡することもある。

患部を熱めのお湯(42℃くらい)につけると痛みが和らぐとともに解毒作用もある。

【事故例】2012年4月24日宮古島市・伊良部島の白鳥崎沖合で、ゲスト2名を
引率していた女性インストラクターがオニヒトデに刺され翌日死亡。
Oceana+a の記事  宮古毎日新聞の記事  NAVERまとめ の記事

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ミノカサゴ1 ミノカサゴ2
【02 ミノカサゴ】数は少ないですが時々見かけます。

体長は数cm20~30cmほどで、止まってじっといるか、ゆっくり泳ぐことが多い。
大きく広げたひれに棘があり、英語ではライオンフィッシュといわれる。
岩陰に居ることに気がつかず接触したり、その美しい姿を写真に撮ろうとして近づき過ぎて刺されることが多いので、 水中では手をつく所に十分注意するととに、見つけても接近しないこと。

刺されると即座に激しい痛みが始まり、赤く腫れ上る。吐き気や下痢、発熱、呼吸困難を引き起こす場合もある。
患部を熱めのお湯(42℃くらい)につけると痛みが和らぐとともに、解毒作用もある。

【事故例】私自身もサイパンに居たときに自分の不注意から手の指を刺されたことがあります。 1時間後には腕全体が痺れ、麻痺を起こし、半日ほど入院した経験があります。 病院では患部をお湯に浸し、痛み止めに麻薬を使用しました。 幸いそれ以上の大事には至りませんでしたが、かなりびびりました。

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ハブクラゲ1 YouTubeで動画を見る
【03 ハブクラゲ】
5月~10月頃沖縄全域に発生し、岸から数メートル以内の浅いところにも居る。
傘の径は約10~12センチで形は四角い箱型に近い。
触手を伸ばすと、大きいもので約1.5~2メートルにもなる。
ハブクラゲの刺胞は1ミリに満たない長さなのでラッシュガードやウエットスーツを着用
していれば身体への被害はほとんど防げる。(例えTシャツでも無いより良い)
通常顔は露出しているので一番刺されやすいが、SAFESEAという商品名で販売されているクラゲ除けローションや ワセリンを塗ると被害を防ぐ効果があるとも言われている。
振動するものを餌と間違えて絡みつく習性があるので、海に入る時はゆっくりとした動きを心がける。

刺されると激しい痛み。患部ははじめはミミズ腫れだが次第に大きな水ぶくれになる。
皮膚は壊死を起こし、かゆみも伴う。ショック症状を起こし、死に至ることもある。
刺されたら患部にたっぷり食酢をかけ、触手をピンセットなどで 取り除く。

食酢はあくまでも刺胞を発射せず触手を取り除くためであり、毒の中和や痛みの軽減の効果は無い

この時砂や海水で擦らない様にし、氷や冷水で冷やすと痛みを緩和させる効果がある。
体の小さい子供が刺された場合、体の大きさに対して毒の注入量が多いので非常に危険
となるため呼吸停止や心停止が起こる可能性を考え直ちに救急車を呼ぶことが必要。

■参考サイト→有害生物に刺された時の応急処置の仕方(宮古島市のHPへ)

【事故例】

■参考サイト→ 子供がハブクラゲに刺された例

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ウツボ1 ウツボ2 YouTubeで動画を見る
【04 ウツボ】かなりの頻度でよく会います。

毒はないが、鋭い歯で噛まれると傷はかなり深くなる。
咬まれたら無理やり引き離そうとすると傷が大きくなる可能性があるので、逆に押し付けるようにして離す。
ウツボは本来人を襲うものではないが、視力が弱く臆病なので近づいたものを反射的に咬むのではないかと思う。 反面嗅覚は良いのでもし何か(突いたサカナとか、タコ)を持っていたらそれに飛びついてくる可能性があります。

咬まれた場合は、毒の心配はないので止血と消毒を重点的に行う。

【事故例】咬まれた人を見たことがありますが、傷口はかなり深く、数針縫う大怪我でした。

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ゴマモンガラ YouTubeで動画を見る
ダーウィンが来た!の特集を見る
【05 ゴマモンガラ】かなりの頻度でよく会います。

普段は至っておとなしいが、運悪く子育て中に出会うと大変危険。
砂地にすり鉢状の巣を作り、卵を保護する。卵を守るために自分より大きな相手にも突進して立ち向かう。 モンガラカワハギの仲間は歯が強くて噛まれると危険。
見つけたらむやみに寄って行かないこと。
巣から数十メートルのテリトリーから出ればそれ以上は追ってこないことが多い。

子供を守るために敵を追い払う行為は言ってみれば当たり前。人間がサカナの世界へお邪魔しているのだから 「攻撃してくる魚=悪い」と考えずにサカナを刺激しないように人間側が気をつけたいものです。

【事故例】私自身はもう何百回と会っていて、かなり近くで写真を撮ったりしていますが、 今まで1度も危険を感じたことはありません。
しかし、フィンを咬まれたとか追いかけられて怖かった、との話しをかなり頻繁に聞きます。
私の場合は、たまたま運が良かっただけなのだと思い常に用心はしています。

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シロガヤ
【06 シロガヤ】かなりの頻度でよく見ます。
刺胞動物門 ヒドロムシ綱 軟クラゲ目 ハネガヤ科
沖縄以南に分布。珊瑚礁域の岩に付着し、水中を漂う有機物やプランクトンを食べる。強い刺胞毒を持つ。
海藻のようにも見え地味なので、油断して触れて刺されることがあります。
わりと強い毒を持っていて、刺された瞬間痛みが走り、人にもよりますが1週間ほど痒みが残ります。
刺されてしまったときはステロイド軟膏を塗る。症状が酷い場合は必ず病院へ。
発熱や嘔吐、腹痛を起こす場合もある。

【事故例】

■参考サイト→ 海洋生物による皮膚炎 シロガヤ刺症

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フトガヤ
【07 フトガヤ】かなりの頻度でよく見ます。
刺胞動物門 ヒドロムシ綱 軟クラゲ目 ハネガヤ科
沖縄以南に分布。珊瑚礁域の岩に付着し、水中を漂う有機物やプランクトンを食べる。強い刺胞毒を持つ。
海藻のようにも見え地味なので、油断して触れて刺されることがあります。
わりと強い毒を持っていて、刺された瞬間痛みが走り、人にもよりますが1週間ほど痒みが残ります。
刺されてしまったときはステロイド軟膏を塗る。症状が酷い場合は必ず病院へ。
発熱や嘔吐、腹痛を起こす場合もある。

【事故例】

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ウミヘビ6
ウミヘビ7 YouTubeで動画を見る(1) (2)
【08 ウミヘビ】かなりの頻度でよく会います。

海で見かけるウミヘビは、爬(は)虫類と魚類に分けられます。
魚類のほうはウナギやウツボの仲間で見た目は同じようですが、毒はありません。
また、えら呼吸ですから呼吸目的で水面に上がってくることはありません。

それに対し、爬虫類のウミヘビは呼吸のために定期的に水面に上がってきます。
エラブウミヘビなどの毒の強さは青酸カリより強力で、ハブの数十倍と言われますが
性格はおとなしく、気が弱く、アゴも陸上の蛇のように大きく開かないため、
掴んだりいじめたりしない限り咬まれることはまずないですが用心は必要。

海の中でヘビに会っても慌てずに!
ほとんどの場合、攻撃の目的で人に向かってくることはありません。
もし向かってきた時は、よく見てゆっくりやり過ごしましょう。

視力が余り良くないとか、好奇心が強いとも言われます。
そのような理由で「なんだろ~」って思って寄ってくると私は思っています(笑)

どうしても危険、と感じた時は足ヒレ(フィン)で蹴れば逃げます。
(かわいそうなので、よほど危険を感じた時以外、蹴らないで下さいね)

咬まれた場合、1cm間隔の牙痕が2つ残ります。
咬まれた直後は、痛みや腫れは少なく多少痺れる程度だが 毒が回れば意識不明や死亡に至る可能性大。噛まれたと思ったら、まずは一刻も早く陸に上がることが必要で症状が出てきてからでは手遅れになります。

万が一噛まれた場合はタンニンを多く含んだお茶で患部を洗浄して病院に搬送すること。
交尾や産卵は陸上で行うので海岸岩場などでも注意が必要です。

【事故例】

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ゴンズイ1 YouTubeで動画を見る(1)  (2)
【09 ゴンズイ】たまに会います。

ナマズの仲間。数十匹から百匹の群で球のように固まって泳いでいます。 背ビレと胸ビレに強い毒棘を持ち、タンパク性の毒を持っています。 海の中で泳いでいる状態で刺すことは、まずありませんが、釣り人が釣り上げたゴンズイを 針からはずすときに刺される事例が多いようです。

刺されると激しく痛み、赤く腫れ、重傷の場合は患部が壊死することもあります。 患部を水で洗い、刺された部分から毒を搾り出し、患部を火傷しない程度の熱いお湯(42℃)に30分程度つけていると 毒が不活性化し痛みが治まってきます。
蛇足ながらこのゴンズイ、棘さえ外してしまえば、味噌汁,煮付け,空揚げなど色々な料理に向いているということです。

【事故例】

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オニダルマオコゼ1 YouTubeで動画を見る.
【10 オニダルマオコゼ】数は少ないですが時々見かけます。

体長は数cm30~40cmほどで、止まってじっといるが、時々胸びれを手足のように動かし、 這う様に移動するときもある。胸びれを開くと内側の鮮やかな黄色っぽい模様が見える。 背びれに棘があり、英語ではストーンフィッシュといわれる。
ご覧のように周りの環境に擬態するために非常に見つけにくい。
物陰や砂に隠れて気がつかず接触したり、踏みつけたりして刺されることが多い。
針はブーツのゴム底やウエットスーツの生地を貫通する。
水中では手をつく所に十分注意するととに、見つけても接近しないこと。

刺されて毒が回ってくると激しい痛みが始まり、水腫が出来て腫れ上る。吐き気や下痢、発熱などのほかひどい場合は 呼吸困難から心機能抑制、血圧低下を起こし死に至ることもある。

患部を熱めのお湯(42℃くらい)につけると痛みが和らぐとともに、解毒作用もある。

【事故例】

YouTubeで動画を見る(オコゼに刺され男性死亡)

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カツオノエボシ1 カツオノエボシ2 YouTubeで動画を見る.
【11 カツオノエボシ】数は少ないですが時々見かけます。
個人的には宮古島で最も気をつけるべきと考える危険生物です
大きさは本体(浮いてる袋の部分)2cm~6cmくらい。
下に垂れ下がっている触手は通常50cmくらいですが長いのは2m近いものも。

青い透明な浮き袋に細長い触手が垂れ下がっていて、触手に触れると刺される。
海岸に打ちあがっていることもあるので海に入る前から注意するべき。
普通のクラゲには食酢が効きますが、このカツオノエボシには酢を使ってはいけない。
触手だけが残った状態でも、酢の刺激により毒が発射されてしまうので、 触手が残っているときはその場の海水を掛けて流すこと。(クラゲにとっては真水も刺激物となるので必ず海水で)

直接素手で取り除こうとするとまた刺されるので注意。(手袋を使うなど)

刺されると激しい痛みが出てミミズ腫れになる。頭痛、吐き気、呼吸困難を起こすこともあり、死亡例もある。

応急手当としては、ムヒEX、サリラベートPCローション(ムヒEXのジェネリック医薬品版)、 フルコートF軟膏(副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の軟膏)などが効くといわれている。 (実際の経験談、使用例としてとして挙げられている薬です。医学的にどうなのかは分かりません)

宮古島の場合、特に5~8月ころの強い南風の日に注意。普通の人はなかなか気がつかないと思いますが、 南の海岸には結構流れ着いているのを見掛けます。

【事故例】2014.08.16宮古島の保良泉ビーチ浅瀬で私自身が刺されました。フルウエットスーツで水面移動で ガイド中、耳から首の後ろにかけて激痛が・・・参照→ 刺された日のブログへ  使った薬について

【事故例】2015.07.27宮古島の宮国博愛漁港わいわいビーチ東側の浅瀬で私自身が刺されました。 フルウエットスーツで水面移動でガイド中、額から耳にかけて刺されました。 参照→ 刺された日のブログへ

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カツオノカンムリ2 カツオノカンムリ3
【12 カツオノカンムリ】数は少ないですが時々見かけます。

直径2~3cmほど。上部にヨットの帆の様に出た部分があり、風の吹かれて流れ着く。
青い部分に触手があり、触れると刺される。
海岸に打ちあがっていることもあるので海に入る前から注意するべき。

カツオノエボシよりは若干弱い毒らしいが概ね同様と考えられます。
刺されると激しい痛みが出てミミズ腫れになる。

宮古島の場合、特に5~7月ころの強い南風の日に注意。普通の人はなかなか気がつかないと思いますが、 南の海岸には結構流れ着いているのを見掛けます。

【事故例】

宮古島での出現報告(2015.4.3のブログその1)
宮古島での出現報告(2015.4.3のブログその2)
Spotlight の参考記事(2015.4.24の記事)

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ヒョウモンダコ1 YouTubeで動画を見る
【13 ヒョウモンダコ】数は少ないが確認されています。
10cm位の小さいタコで、体と脚全体に綺麗なヒョウ柄の模様がある。
危険を感じると体が青色になる。普通のタコとは区別が容易である。
フグと同じ神経毒(猛毒)を持ち、8本の足の中央にある口で咬みついてくる。
5~10分で筋肉麻痺が始まり、その後しびれ、めまい、言語・視覚障害が起き、全身麻痺
呼吸困難が起き90分以内に死亡する確率が高い。
咬まれたら毒は必ず手で絞り出すようにする。
消化器官から毒が体内に吸収される危険性があるので、圧迫して止血をし安静にする。

【事故例】

■参考サイト→ ヒョウモンダコの観察事例(静岡県水産技術研究所)

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サメ1 YouTubeで動画を見る.
【14 サメ】数は少ないですが時々見かけます。

サメは凶暴危険と思われがちですが、通常私たちが出会うサメのほとんどは人間を襲いません。
←写真のサメは2014年1月大神島のリーフ内で撮影のネムリブカです。

自分のことをいえば、過去30年ほど主に北マリアナ諸島サイパン島や小笠原諸島の海で潜ってきて、 サメは数百回以上目撃していますが、そのうち凶暴といわれるサメは10回程度で、ほとんどはこのネムリブカなど おとなしい種類のサメでした。もちろん1度も襲われた経験はありません。
宮古島に来てからも外洋へ出ていますが、まだ凶暴なサメは目撃していません。

しかし、調べてみると意外にも宮古島では被害が多い様です。
こちらの方の ブログによれば宮古島でこんなに大きなタイガーシャークが捕獲されているようです。

日本近海に生息する約100種類の中で人を襲うとされるサメは以下の種類です。

ホホジロザメ(=ホオジロザメ)大きなものでは、全長7m、体重3トン以上
イタチザメ 大きなものでは、体長5m、体重1トン以上
シュモクザメ 大きなものでは、体長4m、体重1トン以上
オオメジロザメ 体長3m、どう猛な性格で攻撃的

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 宮古島市で過去に起きたサメの人的被害
1989.1.7
07:30ころ
伊良部島沖  素潜りの漁師男性(59才)がサメに襲われ左脚大腿部を噛まれ、長さ20cm幅15cmの咬傷を負った。
 (当日は大潮)

1996.7.23
09:35ころ
平良港沖  ホテルアトールエメラルド沖1500m付近でサンゴの生育調査をしていた男性(52才)はサメに襲われ、 ダイバー船に助けを求め、救助したものの右胸から下腹部にかけて縦35センチ、横30センチが楕円形に食いちぎられ、 胃と腸が食いちぎられていて死亡した。(当日は中潮)調査にあたった担当者はオオメジロザメではないかと言っている。

1996.10.8
15時ころ
保良川ビーチ沖  現場海域は保良川ビーチの南西約1キロ、七又海岸から約100メートルのリーフの外の沖合。深みがあり、 地元の漁師や一般のダイバーが潜り漁をするという。 通報した同ビーチ管理責任者によると、 双眼鏡で男性と見られる人とモリのような棒が海上を揺さぶられるように動き、サメのひれのようなものが見えた。 人の姿が海に沈んだためジェットスキーで急行したところ、付近で体長約四メートルのサメを目撃。 海中に血のようなものを見たという。 海上捜索でも3メートル級のサメを目撃。
関連記事
1997.7.12
14時ころ
 タコ漁をしていた漁師男性(55才)はサメに両足を食われて死亡した。

2000.9.16
17時ころ
砂山ビーチ  仲間3人とサーフィンをしていた男性が水深3mの所でボードに座っていたところサメに襲われて死亡した。 ボードにも鋭い歯跡が残っていた。体長2mのイタチザメによる被害と断定されている。
関連記事
2005.10.22
 モリ突きをしていた男性が左肩を3針縫うケガをした。体長1,5mのネムリブカに咬まれた。





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餌付けは、なぜいけないの?


餌付け3

正直いうと、餌付けってスッゴイ楽しいですよね。
魚がいっぱい寄ってきて自分の手から餌を食べてくれるのは嬉しいものです。
これは魚に限らず他の動物でも一緒だと思います。

シュノーケリングツアーに参加されるお客さまで、朝食のパンとかわざわざソーセージを買って持ってきたり する方がいます。その中には私が食べたいようなモノもたまにあったりします(笑)

餌を持って来られたお客様には「餌付けが良くない理由」をお話して、ほとんどの場合自主的にやめていただいていますが、 ではいったい餌付けの何が良くないのでしょうか?具体的に考えてみましょう。



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魚が人を襲うようになる

餌付け2

第一に挙げられるのは自分自身を危険にさらすことになるという点です。

餌付けに慣れた魚たちは我先に餌をもらおうとしてかなり攻撃的になります。
あなたが餌を持っていなくても人間を見ると餌を持ってると思って寄って来るようになり、 ソーセージとよく似た指は噛みつかれること多いです。

餌付け5 ちなみに私自身、過去には何度も噛まれています。

小さな魚ならまだしも大型の魚や、ウツボなどはかなり危険で場合によっては 傷口を縫わなければならないほどのこともあります。
これは浅い所でも十分あり得る危険性です。

自然のサカナは決してこうはなりません。


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餌には魚にとって有害な物質が多く含まれる

餌付け1 人間が食べるものにはいろんな化学物質が混ざっていますね。

人間には許容範囲の物質・量かもしれませんが 魚にとっては有害なものも多く含まれ、それによって魚の体質や遺伝子は変る恐れがあります。

生態系を壊す恐れが大きいと言えます。


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強い魚、大型の魚が集まってくる

餌付け7 自然の中では「強いものが勝つ」わけですが、餌があれば大きな魚も集まってくるようになり本来のその水域の バランスがいろいろな意味で崩れ始めます。

またそこに住んでいた小さな魚や弱い魚は岩やサンゴの陰に隠れて出てこなくなり、 本来見れたであろう魚が見れないかもしれません。
最終的にあなたが見れる魚の数が減るかもしれません。


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狭い範囲に多くの魚が住むようになり

       環境に悪影響を与える

餌付け4潜水艦 例えば、この写真はサイパン島のラグーンでツアー中の観光用潜水艦ですがこの周りになぜこんなに魚が 集まっているのか?

普通、潜水艦が来ただけでは魚は集まりません。潜水艦の周りに(海上のボートから) 餌を撒いているから魚が集まるようになったのです。
潜水艦のスクリュー音を聞くだけで魚は無我夢中で集まって来ます。


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自分で餌をとらなくなる

餌付け8モルジブのエイ ご飯をちゃんと運んでくれる人が居れば誰も働かないですね?(笑)

海の中でも同じで、餌付けに慣れた魚は自力で餌を取ることを忘れてしまい、
最後には自分たちでは生きられなくなるかもしれません。

この写真はモルジブのある島でしているエイの餌付けです。
すごい迫力でしたけど・・・。


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サメまで寄って来る

餌付け6サメ 餌は無くても魚はいっぱい見れます。

あとのことを考えず、その場限りの自己満足だけで餌付けをすることが
良いことなのか、良くないことなのか?よく考えていただきたいと思います。

残念ながら餌付けを売り物にしているガイドもいます。
金儲けのことしか考えてないのだと思いますが、もしそのようなガイドに当たった場合は 「環境や生態系に悪いことを私はしたくありません」ときっぱり断って頂き、
是非自然のままの本当のサカナたちの姿を楽しんでいただきたいと思います。

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